令和元年度 第3回 北海道管理河川の川づくりワーキング
実施日 令和2年(2020年)3月27日(木)~4月10日(金)
実施方法 各委員への資料送付と書面による意見聴取による
令和元年度 第3回 北海道管理河川の川づくりワーキングは、令和2年(2020年)2月27日(木)に開催予定でしたが、新型コロナウィルス感染症対策の一環として一堂に会しての会議は中止とし、各委員への資料送付と書面による意見聴取による方法で実施しました。
※資料や議事内容については、事務局にて一部要約しています。
北海道管理河川の川づくりワーキングのメンバー(今回の参加者は名前の後ろに◎)
一般財団法人 十勝エコロジーパーク財団 近藤 孝志◎
浦幌野鳥倶楽部 武藤 満雄◎
NPO法人 十勝多自然ネット 河合 将弘◎
帯広ウチダザリガニ・バスターズ 鏡 坦◎
帯広川伏古地区子どもの水辺協議会 関川 三男◎
帯広市町内会連合会 環境衛生部会◎
山口 孝信、深井 義一、上坂 武郎、金森 秀雄、大崎 栄六
川と河畔林を考える会 髙倉 裕一◎
地球環境を守る十勝連絡会 平譯 正勝◎
十勝川水系の生態系再生実行委員会 石垣 章◎
十勝川中流部市民協働会議 紅葉 克也◎
十勝川のシシャモを守る会 越谷 光裕◎
十勝環境問題連絡会 久保下 正哲◎
日本野鳥の会十勝支部 飯嶋 良朗◎
帯広建設管理部 事業課 石井 正樹◎
主な内容
1.砂防事業について
2.河川事業について
3.河道内樹木伐採について
4.災害復旧事業について
委員から出された主な質問・意見等
【居辺川砂防工事 (1)R元年度の工事状況 (2)今後の予定 について】
・ 12号、11号の早期完成に努力していただきましてありがとうございます。引き続き10号床固工も早期完成をお願いします。
・ 居辺川の砂防事業は、砂防としての効果を発揮しながら河床低下にも配慮しなければならず、東大橋付近の河床低下状況を考えると、下流の10号床固工があると安心できます。
【帯広川改修工事 (2)ウツベツ川地区 について】
・ 十勝川中流部市民協働会議はウツベツ川親水利用をサポートさせていただきます。親水利用にあたり、河床をきれいにするため河床材料をほぐす作業を行いたいと思いますがいかがでしょうか。小さなブルドーザーやバックホウなどの使用を考えており、機械の進入路の整備を要望いたします。バーブ工法の施工や布設替えなども機械があると便利です。
【ピウカ川改修事業 (1)事業概要 河床の地質に関して】
・ 近隣の渋山川で行っている異常な河床低下の様な事はピウカ川では起こっていないのでしょうか?(渋山層が表出する事が想定されるので覆礫を検討と記載が有りますが)
(事務局) 現在計画している河床高の地質について、地質調査結果より判断すると渋山層にあたることが想定されるため河床低下を懸念し、覆礫等による対策を検討しているところです。
【河道内樹木伐採について 2.委員による伐採箇所確認会(2)発言等の概要 について】
・ 北海道が行う河川の事業の中で「ドロヤナギは綿毛飛散による迷惑のため伐採する。(住民の意見をとりあげて)という事について現地確認会で意見を言いました。意見は下記の内容を含んでの事です。
イ.前例が有るのか?
ロ.有識者の意見は聞いているのか?
ハ.綿毛飛散による迷惑の実害は何なのか?
ニ.花粉症で困っている人が多数いますが、ハンノキ、白樺、杉を切ってと言う意見はあっても、伐採した例はどこかに有りますか?
今回、建設管理部が帯広川で行ったドロヤナギの大木の伐採は納得がいかないです。
(事務局)
イ.維持業務の中で「ドロヤナギの綿毛が飛散し、洗濯物に付着するので外に干せない」
との苦情を受けて伐採した例はあります。その他、家の周りに綿毛がたまって掃除に苦
慮している、歩いている人から目や鼻に入るのでなんとかしてほしいとの苦情がありま
す。
ロ.ドロヤナギの伐採については、川づくりWGでのご意見を伺っておりますが、その他
有識者からの意見は聞いておりません。
ハ.イのとおり。
二.把握出来ている分として、昨年度花粉症にかかる苦情はありませんでした。
【然別川総合流域防災工事:魚道工(4)化石林について】
(事務局)資料の一部記述について委員から修正意見をいただき、それに基づき修正したものを、本WEBページでの公開資料としております。