十勝のおさかな

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「十勝産の食べ物」と言えば、何を思い浮かべますか?
 多くの方はじゃがいも、小麦、チーズなどの農畜産物をイメージされ、中には「十勝に海なんてあったっけ?」という人もいらっしゃると思います。
 実は!十勝には100kmに渡る海岸線により海に面しており、豊富な水産物が漁獲されます!
 そんな「十勝のおさかな」をもっと知って頂くため、このページでは十勝のお魚達をご紹介します!

~ 十勝のおさかな一覧 ~
※知りたいお魚をクリックしてね!

 

さけ

 ししゃも

つぶ貝

ほっき貝

まつかわ

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すけとうだら

たこ

いか

こんぶ 

けがに

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~ 十勝のおさかなMAP&おさかなカレンダー ~
十勝のおさかなの旬の時期、
獲れる場所が一目で変わる一枚です!

~ 十勝のおさかなペーパークラフト ~
十勝のお魚のペーパークラフトを
つくってみよう!種類は随時更新します!

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 十勝といえば、この魚!!

さけ

標準和名:サケ(シロザケ) 漢字:鮭、秋味、時不知、銀毛 等
地方名:シャケ、アキサケ、アキアジ、トキ、トキシラズ、ギンケ 等

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 古くから十勝の漁業を支えてきた、十勝の中で一番漁獲量の多い魚です。
 さけは産卵期に自分の生まれた川へ遡上する性質を持ち、9月~11月にかけて川を遡上します。
 また、獲れる時期や成熟度によって呼び名が変わり、主に春から初夏かけて獲れるさけを「トキ」「トキシラズ」、秋に獲れるさけを「アキサケ」「アキアジ」「ギンケ」などと呼びます。
 近年は、広尾漁協の「広輝」、大樹漁協の「樹煌士」など、選別した良質なさけのブランド化が進んでいます。
 さけは余すところがない魚と言われ、身はもちろん、卵はイクラに、頭、白子なども様々な料理に使われます。
 

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・漁獲方法
 さけ定置網漁業(北海道の漁業図鑑) [外部リンク]
・漁獲時期
 5月~11月にかけて漁獲されますが、主な水揚げは9月~10月となっています。
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・漁獲金額、漁獲量
 さけは、十勝の年間漁獲金額のうち約半数を占めており、1番目に多い魚種です。
 近年水揚げの不調が続いていますが、過去10年平均では年間8,600tほど水揚げされます。

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北海道の秋鮭・いくら(北海道ぎょれん) [外部リンク]
 

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★豆知識その1
 十勝管内のブランド鮭を紹介します。
 ・広尾漁協の「広輝」
   ~ 広尾沖で漁獲された重さ4.0kg以上の銀毛の雄を船上で活締めしたものを更に厳選した鮭。
      H24誕生。
 ・大樹漁協の「樹煌士」
   ~ 大樹沖で漁期始めに漁獲された銀毛の雄の中から更に厳選した鮭。H18誕生。

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        <広輝ポスター>         <樹煌士ポスター>
★豆知識その2
  北海道では「さけます人工ふ化放流計画」を定め、「公益社団法人 北海道さけ・ます増殖事業協会」によりふ化放流事業が実施されています。
 ふか放流事業の詳細、子供向け啓発資料「秋サケブック」などの情報は、 公益社団法人 北海道さけ・ます増殖事業協会のページでご覧ください。


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 全道のししゃもの約半分は十勝産

ししゃも

標準和名:シシャモ 漢字:柳葉魚
地方名:スサモ、スシャモ

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 ししゃもは世界で北海道太平洋沿岸にのみに生息する貴重な魚で、毎年10月~11月にかけて十勝川など特定の河川に産卵のため遡上します。
 十勝管内のししゃも漁獲量は、全道の約半数(過去5ヶ年平均(H21H25))を占めています
 近年では「十勝産ししゃも」の知名度向上のため、試食販売会などの取組が行われています。
 食べ方は、一般的な塩焼きの他、フライや天ぷらなどにしていただけます。
 

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・漁獲方法
 ししゃもこぎ網漁業(北海道の漁業図鑑) [外部リンク]
・漁獲時期
 10月~11月にのみ漁獲されます。
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・漁獲金額、漁獲量
 ししゃもは、十勝の年間漁獲金額のうち%を占めており、番目に多い魚種です。
 過去10年平均では、年間470tほど水揚げされています。

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北海道のししゃも(北海道ぎょれん) [外部リンク]

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★豆知識その1
 十勝産のししゃもの知名度向上のため、「十勝管内ししゃも漁業調整協議会」により各種取組が実施されています。
 ししゃもとキャペリンの違い等の豆知識やレシピなど、十勝産ししゃもの情報は「 十勝産ししゃもPRページ」をご覧下さい。
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   <十勝産ししゃもPRポスター>

 


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 北海道の食用巻き貝の総称

つぶ貝

標準和名:エゾボラ、エゾボラモドキ、オオカラフトバイ、アヤボラ、エゾバイ、シライトマキバイ 漢字:蝦夷法螺 等
地方名:マツブ、トウダイツブ、毛ツブ、磯ツブ

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 北海道では、主にエゾバイ科に属する食用の巻き貝を総称して「つぶ(つぶ貝)」と呼んでいます。
 一言に「つぶ」と言っても、マツブと呼ばれる「エゾボラ」「エゾボラモドキ」、トウダイツブと呼ばれる「オオカラフトバイ」「シライトマキバイ」、毛ツブと呼ばれる「アヤボラ」、バイツブ、磯ツブと呼ばれる「エゾバイ」など、様々な種類がいます。
 十勝管内のつぶ貝漁獲量は、日高、釧路に次いで全道3位(過去5ヶ年平均(H21~H25))で、全道でも有数の生産地となっています。
 大型のエゾボラは主に刺身で食べる他、小型のつぶ貝は炉端焼き、煮つぶなどにしていただけます。

 

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・漁獲方法
 つぶかご漁業(北海道の漁業図鑑) [外部リンク]
・漁獲時期
 周年漁獲されますが、主な水揚げは12月~4月となっています。

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・漁獲金額、漁獲量
 つぶ貝は、十勝の年間漁獲金額のうち9%を占めており、3番目に多い魚種です。
 過去10年平均では、年間1,180tほど水揚げされています。

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 ・つぶの醤油煮(PDF)(広尾・大樹・大津漁協エゾバイツブ漁業部会)

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 ・つぶの味噌汁(PDF)(広尾・大樹・大津漁協エゾバイツブ漁業部会)
 ・つぶの塩ゆで(PDF)(広尾・大樹・大津漁協エゾバイツブ漁業部会)
 ・つぶのバター焼き(PDF)(広尾・大樹・大津漁協エゾバイツブ漁業部会) 
 ・えぞばいつぶカレー(PDF)(広尾・大樹・大津漁協エゾバイツブ漁業部会) 
 

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★豆知識その1
 十勝産つぶ貝の情報をまとめたPRチラシです。
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 栄養豊富でジューシーな貝

ほっき貝

標準和名:ウバガイ 漢字:北寄貝、姥貝
地方名:ホッキガイ、ホッキ

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 北海道では”ほっき貝”という名前で広く通っていますが、寿命が30年以上ある個体がいることに由来し、標準和名は”姥貝(うばがい)”という名前が付けられています。
 ほっき貝は全国生産量のうち約7割が北海道産となっており、ほたて貝、つぶ貝に次ぐ北海道を代表する貝です。
 肉厚で旨みが多く、とってもジューシーなほっき貝は、美味しいだけでなく栄養面で優れた特徴をもち、特に肝機能を助けるタウリンが豊富に含まれています。
 食べ方は、刺身で食べる他、串揚げ、バター焼き、炊き込みご飯など様々な食べ方があります。

 

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・漁獲方法
 貝けた網漁業(北海道の漁業図鑑) [外部リンク]
・漁獲時期
 11月~6月にかけて漁獲されます。
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・漁獲金額、漁獲量
 ほっき貝は、十勝の年間漁獲金額のうち1%を占めており、9番目に多い魚種です。
 過去10年平均では、年間300tほど水揚げされています。

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北海道のほっき(北海道ぎょれん) [外部リンク]

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★豆知識その1
 十勝産ほっき貝の情報をまとめたPRチラシです。
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 ”幻の魚”と呼ばれた魚

まつかわ

標準和名:マツカワ 漢字:松皮、鷹羽鰈 等
地方名:タカノハ、タカノハガレイ、タンタカ 等

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 「まつかわ」という名前は、有眼側の表面が松の幹の表面に似ていることから”松皮(まつかわ)”と呼ばれるようになりました。
 一時は漁獲量が極端に少なくなり、「幻の魚」と呼ばれていましたが、人工種苗による放流数の増加に伴って漁獲量は着実に増加しています。
 味はカレイ類の中でも最上とされ、主に刺身や寿司などで食べられていますが、フライや煮付け、唐揚げなどでもいただけます。

 

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・漁獲方法
 定置網漁業、ししゃもこぎ網漁業の混獲、刺し網漁業等で漁獲されます。
・漁獲時期
 周年漁獲されますが、主な水揚げは9月~11月となっています。
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・漁獲金額、漁獲量
 まつかわは、十勝の年間漁獲金額のうち0.2%を占めています。
 漁獲量は人工種苗放流により着実に増加しています。現在では、年間10tを超える水揚げになっています。
 ※まつかわ漁獲量(H16~23)は、十勝地区水産技術普及指導所調べ

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王蝶レシピえりも以西栽培漁業振興推進協議会カレイの王「王蝶」) [外部リンク]

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★豆知識その1
 マツカワは人工種苗放流が行われています。
 北海道漁業図鑑のマツカワ人工種苗生産のページをご覧下さい。


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 たらこ、かまぼこの原料

すけとうだら

標準和名:スケトウダラ 漢字:介党鱈、介宗鱈、介宗
地方名:スケソウダラ、スケソ、スケトウ 等

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 すけとうだらは北海道で2番目に漁獲量が多い魚で、十勝においても、さけに次いで2番目に多い漁獲量となっています。
 すけとうだらはの卵は「たらこ」や「明太子」に利用され、身は「かまぼこ」「ちくわ」「はんぺん」などの練りもの製品の原料となるすり身に加工されています。
 近年では生のすけとうだらを使って、チゲ鍋、フライ、ムニエルなどでも食べられています。

 

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・漁獲方法
 すけとうだら刺し網漁業(北海道の漁業図鑑) [外部リンク]
・漁獲時期
 9月~4月にかけて漁獲されます。
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・漁獲金額、漁獲量
 すけとうだらは、十勝の年間漁獲金額のうち3%を占めており、番目に多い魚種です。
 過去10年平均では、年間3,270tほど水揚げされています。

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北海道のすけとうだら(北海道ぎょれん) [外部リンク]

すけとうだら料理のあれこれ(北海道機船漁業協同組合連合会) [外部リンク]

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★豆知識その1
 すけとうだらは、TAC制度により資源管理が行われています。
 TACとは、魚種ごとに漁獲できる総量を定めることにより資源の維持または回復を図るための制度です。
 北海道のTACについては、 漁業管理課のホームページをご覧下さい。 
 


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 正月料理には欠かせない縁起物

たこ

標準和名:ミズダコ、ヤナギダコ 漢字:水鮹、柳鮹
地方名:オオダコ、マダコ、コダコ、シオダコ 等

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 十勝では、最大3mになるものもいる世界最大のたこ「ミズダコ」と、小ぶりで筋肉質なたこ「ヤナギダコ」が漁獲されおり、十勝管内のたこ漁獲量のうち約8割が「ヤナギダコ」となっています。
 関東や北海道の内陸地域では正月にたこを食べる習慣があり、「八本足の八が末広がり」「刺身の切り口が紅白でめでたい」「語呂合わせで”鮹”を”多幸”と書く」などから縁起物とされています。
 大きめのたこは刺身、たこしゃぶなど、小ぶりなたこは酢だこ、煮だこ、タコザンギ、たこ焼きなどで様々な料理でいただけます。

 

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・漁獲方法
 たこ空釣り縄漁業(北海道の漁業図鑑) [外部リンク]
・漁獲時期
 周年漁獲されます。
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・漁獲金額、漁獲量
 たこは、十勝の年間漁獲金額のうち%を占めており、番目に多い魚種です。
 過去10年平均では、年間690tほど水揚げされています。

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北海道のたこ(北海道ぎょれん) [外部リンク]

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★豆知識その1
 十勝総合振興局では、水産基盤整備事業によりヤナギダコ産卵礁を設置しています。
 たこが産卵できる人工的な産卵場をつくることにより積極的に産卵行動を促して、たこ資源を増やすことを目的としています。
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            <ヤナギタコ産卵礁の外観、タコが入り産卵している様子>
 


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 十勝のいかは昼に獲る

いか

標準和名:スルメイカ 漢字:鯣烏賊、真烏賊
地方名:マイカ

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 北海道近海のいかは餌を求めて来遊したもので、全道一円で漁獲されます。
 十勝のいかは昼に操業する「昼いか」をメインに操業しており、一般的なイメージの「夜いか」の漁り火は見られません。
 スルメイカといえば「イカ刺し」を連想するように、身が透き通った新鮮なものを刺身や細作りにした「イカそうめん」で食べるのが美味しいです。加工品も多く、スルメ、塩辛、イカリングフライなどに幅広く利用されています。

 

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・漁獲方法
 いか釣り漁業(北海道の漁業図鑑) [外部リンク]
・漁獲時期
 7月~12月にかけて漁獲されますが、主な水揚げは8月~10月となっています。
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・漁獲金額、漁獲量
 いかは、十勝の年間漁獲金額のうち14%を占めており、2番目に多い魚種です。
 近年、漁獲量は増加傾向にあります。過去10年平均では、年間1,630tほど水揚げされています。

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北海道のいか(北海道ぎょれん) [外部リンク]

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★豆知識その1
 
新鮮な生のいかを調理する時、捌き方に苦労することもあるかと思います。
 そこで、するめいかの捌き方を紹介します。
 スルメイカの捌き方(PDF)(水産林務部総務課「もっとおしえて北海道の水産’09)をご覧下さい。

 


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 出汁によし、食べて良し、十勝のこんぶ

こんぶ

標準和名:ミツイシコンブ 漢字:三石昆布
地方名:広尾コンブ、厚内コンブ

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 古くから日本の味として親しまれてきたこんぶは、日本料理には欠かせない食材です。
 十勝のこんぶは、広尾町の沿岸と浦幌町厚内の沿岸で採れます。
 広尾町の黄金道路沿いの海岸では、夏の天気の良い日にはこんぶ漁の風景が広がります。
 十勝のこんぶは、出汁として利用するほか、佃煮、昆布巻きなどにしていただけます。

 

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・漁獲方法
 こんぶ漁業(北海道の漁業図鑑) [外部リンク]
・漁獲時期
 7月~9月は採りこんぶ、5月~3月は拾いこんぶとなっています。
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・漁獲金額、漁獲量
 こんぶは、十勝の年間漁獲金額のうち2%を占めており、番目に多い魚種です。
 近年、漁獲量は減少傾向にあります。過去10年平均では、年間150tほど水揚げされています。

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北海道のこんぶ(北海道ぎょれん) [外部リンク]
こんぶネット(日本昆布協会)

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★豆知識その1
 広尾漁協コンブ漁業部会では、雑海藻駆除を実施し、こんぶを育てる取組を行っています。
 雑海藻駆除とは、農業でいう畑の雑草取りのようなもので、雑多な海藻が繁茂しているためにこんぶの着生が妨げられている漁場でその雑海藻類を駆除することによりこんぶの着生を助け、増産に結びつけるために実施します。
 広尾では、バックホー、SKフープの他、スコップを使い手作業で海藻を削る方法で実施しています。

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                   <手作業による雑海藻駆除の様子>

 

 


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 北海道を代表するかに

けがに

標準和名:ケガニ 漢字:毛蟹
地方名:なし

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 けがには、北海道ではほぼ通年水揚げされていますが、十勝では秋~冬の間に水揚げされます。
 十勝のけがに漁業は、漁獲量の減少に伴いH5から試験操業に移行しており、現在も資源回復を目指し資源調査を行いながら、試験操業を実施しています。
 食べ方は、塩ゆで、鍋料理の他、ほぐした身を使ってサラダ、酢の物、かに飯、かにの甲羅を使ったかにグラタンなど様々な料理でいただけます。

 

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・漁獲方法
 けがに漁業(北海道の漁業図鑑) [外部リンク]
 ※現在、十勝管内は試験操業のみ
・漁獲時期
 9月~1月にかけて漁獲されますが、主な水揚げは11月~12月となっています。
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・漁獲金額、漁獲量
 けがには、十勝の年間漁獲金額のうち5%を占めており、番目に多い魚種です。
 過去10年平均では、年間71tほど水揚げされています。

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★豆知識その1
 十勝管内では、けがに資源の持続的利用を図るため毎年資源調査を実施しています。
 資源調査は、けがにの漁獲場所ごとに甲長、殻の硬さ、性別、卵の状況などを調べ、けがにの分布、生態、資源状態を調べます。調査後のけがには再放流します。
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      <けがに資源調査の様子>            <調査後の再放流の様子>
 
 

※参考文献 漁業生物図鑑 新北のさかなたち 北海道新聞社発行
 漁獲統計出典 北海道水産現勢

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