11月1日、音更高校出前授業が高校1年生を対象に開催されました。本授業は農業の魅力を伝え、農業分野への理解を深めることを目的に実施されています。
今回は、パネルディスカッションと農業に関わる職業紹介、グループワークが行われました。
パネルディスカッションは、音更町の津島指導農業士と辻野指導農業士、若手酪農家の池田さんが参加しました。
津島指導農業士からは、今後の世界情勢を見据えた食料生産を考えていく上で十勝の農業の必要性について説明がありました。
また、辻野指導農業士からは、新規参入を目指している研修生を受け入れており、新規就農に向けて一緒に頑張っているという説明がありました。
池田さんからは、今までの農業のような残業代も出ない職場環境では従業員が定着しないと考え、自家で従業員を雇用する際には、良好な環境を整えるようにしているという話がありました。
その後の農業に関連する職業紹介では、酪農法人従業員、酪農ヘルパー、農業協同組合、普及センター、NOSAIの職員がそれぞれの仕事内容についての紹介を行いました。
各クラスに戻った後に行われたグループワークでは、「仕事としての農業のイメージ」を話し合い、「大型の機械に乗れて楽しそう」や「労働時間が長そう」などのいろいろな意見が交わされていました。
高校生の進路選択時の参考となれば良いと思います。
パネルディスカッションの様子
