10月17日に音更高校出前授業が実施されました。
出前授業とは、普通科の高校生が授業の一環で、『地域の農業を知ること』を目的に農場を見学する課外授業です。
午前中は道立農業大学校、午後からはクラスごとに分かれ、士幌町の北海道指導農業士である矢野農場と富田牧場を見学しました。
寒空の中、富田牧場では、高校生たちは初めて見る牛におっかなびっくり。
牛の頭数を聞いては驚き、仔牛をみて「カワイイ・・」などといった声があがりました。
富田さんからは、経営の概況や牛の乳がでなくなったら肉に加工しハンバーグになることが説明されました。また、市販される牛乳やチーズなどの値段が高くなったのは、エサや資材が高くなっているため、との説明がありました。「牛乳をたくさん飲んでほしい」「十勝で生まれ育ったなら将来は農業関係の仕事に就いてもらいたい」など、農業の良さをアピールしていました。
矢野さんは、事前のアンケートから「十勝農業のイメージ」「仕事としての十勝農業」といったテーマに対して、Q&A形式の資料をつくってわかりやすく説明し、高校生たちは、真剣に耳を傾けていました。
高校生らに説明する指導農業士