「とかちオーガニック振興会」は、令和5年3月23日（木）にめむろーど（芽室町）を会場に「第2回有機農業研修会」を開催しました。十勝管内の農業者、高校生、関係企業や関係機関の職員など、出席者は100名を超え、有機農業への関心の高まりが感じられました。
研修では、北海道農業研究センターの池田上席研究員から「有機農業と慣行農業の違いについて」の講演、北海道士幌高等学校から「士幌町の有機栽培モデル農場の確立」の取組発表があり、その後情報交換会を行いました。情報交換会は事前に参加者から募集した質問項目に対して、有機農業実践者5氏と池田上席研究員が答える形式で行われました。（株）松橋農場 松橋氏（更別村）の進行で「栽培技術について」、「経営について」等、それぞれの取組や研究者の知見から情報提供があり、有機農業への理解と実践につながる有意義な内容だったと思われます。休憩の時間や会終了後も参加者同士で名刺交換や情報交換が活発に行われていました。
普及センターは引き続き、十勝総合振興局農務課と協力して「とかちオーガニック振興会」の研修会開催など、有機農業に係る交流や情報交換を行う場を提供していきます。
写真 講演「有機農業と慣行農業の違いについて」
写真 士幌高校取組発表
写真 情報交換会
