「とかちオーガニック振興会」は、十勝管内で有機農業を実践する農業者及び有機農業に関心を持つ農業者の交流や関係機関、団体等との連携、生産技術や流通、販売に関する情報交換等を行う場として、令和3年12月に設立しました。事務局は十勝農業改良普及センターと十勝総合振興局農務課が担い、管内の6名の農業者を企画検討委員とし、検討会議にて研修内容等の検討を行ってきました。
令和4年3月11日(金)、めむろーど(芽室町)を会場に開催した「とかちオーガニック振興会第1回有機農業研修会」では、十勝管内の農業者や高校生、関係機関職員など、出席者は130名を超え、有機農業への関心の強さが感じられました。
農林水産省北海道農政事務所から「みどりの食料システム戦略のうち、有機農業関連についての概要説明」の情報提供の後、帯広市のいずみ農園 泉吉廣氏から「いずみ農園における有機農業の取組について」講演を聴きました。泉氏の有機農業への想い、実践している除草対策や土づくり、学校給食への取組などを聴き、会場からは多くの質問が出され、有意義な研修会となりました。
普及センターは引き続き「とかちオーガニック振興会」の研修会など、交流や情報交換を行う場の提供を行っていきます。
講演「いずみ農園 泉義博氏」
会場からも多くの質問が出ました
6名の農業者が企画検討委員を担います