令和4年8月19日、更別村勢雄地区の農業者を対象に、「農産物生産費集計システム」を活用した研修会を開催しました。
「農産物生産費集計システム」は、作物ごとの生産費を算出し収益性と経済面を評価するツールとして開発されました。
今回は、講師に十勝農業試験場の渡辺研究職員を招き、システムの活用方法について研修しました。研究職員からは、「分析ツールから反収の割に費用が高い場合、その要因がどこにあるかを検証できる。また、我が家の生産費を他の生産者と比較することが可能となる」など活用の利点を説明頂きました。
今後、勢雄地区農業者とともに、過去3カ年の作物別生産費をまとめ、作物ごとの収支比較や生産費の違いを検証し、経営の安定化に向けた取り組みに繋げたいと考えます。
研修会の様子(渡辺研究職員の説明)
研修会の様子(生産者からの質疑応答)