佐幌川流域
佐幌川は「母なる大河十勝川」の西側を流れる十勝川の支川です。
佐幌川流域及びその周辺は、主として森林性動植物の生育・生息環境となっています。
植生としては、カラマツ人工林が各所に見られますが、シナノキ、イタヤカエデ、ハルニレ、ヤチダモ、カツラ、ホオノキなどの広葉樹やドドマツ、エゾマツの針葉樹がみられます。
哺乳類としては、エゾシカ、キタキツネ、エゾタヌキ、エゾユキウサギ、エゾリス等の生息が確認されています。
鳥類では、アオジ、オオタカ、オオアカゲラ、センダイムシクイ、ヒヨドリ、 アカハラ、ウグイス、ツグミ等の生息が確認されています。
魚類は、アメマス、ハナカジカ、フクドジョウ等の他に外来種のニジマスの生息が確認されています。
また、両生類のエゾサンショウウオとエゾアカガエルの生息も確認されています。
佐幌川流域と周辺の丘陵により構成されている当該区域には、今なお豊かな自然と景観が残っています。
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