テレワークが普及し、働く場所にとらわれない新しい働き方として注目されているワーケーション。そんなワーケーションを今回は冬の季節に1泊2日で体験してきました!!
※ワーケーションとは・・・「ワーク(仕事)」と「バケーション(休暇)」を組み合わせた造語でテレワーク等を活用し、リゾート地や温泉地、国立公園等、普段の職場とは異なる場所で余暇を楽しみつつ仕事を行うことです。
★今回の行程★
★1日目★
【まずは、仕事前の腹ごしらえ!】
仕事は午後からなので、まずは、日本有数のそばの生産地である新得町のお蕎麦で腹ごしらえ。
新得町は、全国そば生産優良経営表彰で農林水産大臣賞を複数回受賞している日本一の蕎麦の産地であり、風味がとても良く、美味しかったです!
私は温かいそばを食べましたが、やっぱり寒いこの季節に食べる温そばはいいものですね・・・
【「ソバニワ」でワーク!】
美味しいお蕎麦をいただいたあとは、JR新得駅前の(株)相馬商店さんにお邪魔し、2020年に新設されたばかりの多目的イベントスペース「ソバニワ」で仕事を開始!
Wi-Fi環境を含め、無料で利用することができます。そして、なんと言っても駅のすぐ近くということで、出張の合間にふらっと立ち寄って仕事ができるのが嬉しいポイント!
いつもと違う環境でも何不自由なく快適に仕事ができました。(むしろ、いつもよりも仕事がはかどったかも(笑))
店員さんにお願いして、延長コードも貸していただきました。
店内では文房具や冊子のほか、特産のそばやチーズ、焼酎などが販売されていました。
テレワーク中も、たくさんのお客さんが訪れ、店員さんとの会話を楽しみながら買い物をされていて、地域を支える非常に愛された商店という印象を受けました。
【雪と氷だけでつくられる幻の村「然別湖(しかりべつこ)コタン」へ!】
少し早めに仕事を切り上げ、毎年、冬期間(1月~3月)限定で鹿追町の然別湖(しかりべつこ)の湖上につくられる幻の村「然別湖コタン」に行きました!
※「コタン」はアイヌ語で「村」を意味していて、村の建物は全て湖の氷と雪だけで建てられています。
チケット売り場でシーズンパス(500円)を購入。シーズン中であれば、何度でも再入場可能です!
入り口の一番近くにある建物「Ice Bar(アイスバー)」。ここでは、天然氷で作られる「アイスグラス」でお酒やジュースを楽しむことができます。
壁にはお酒のボトルがたくさん並んでいました。
私は運転手ということもあり、鹿追町の隣町にある士幌高校の生徒さんが開発した「シーベリーソーダ」(オレンジ色の方)を注文。
シーベリーは「奇跡の果実」とも呼ばれ、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養素がなんと200種類以上も含まれているそうです!
味も甘酸っぱくすっきりとしていて、とても美味しかった・・・
私たちは入場が遅く体験できませんでしたが、スノーモービルやスノーラフティング体験、氷上露天風呂・足湯もあり、SNS映え間違いなしです!!!
【夜は鹿追町に宿泊。チョウザメをいただきました!】
然別湖コタンをあとにし、本日はそのまま鹿追町に宿泊。
一度食べてみたかったチョウザメをいただきました。
写真はチョウザメのアライ。
鯉のアライは有名かと思いますが、チョウザメのアライは初めて聞きました・・・
肝心の味は・・・淡泊でしっかりとした歯ごたえがあり、とても美味しかったです!酢味噌との相性も抜群でした!
チョウザメの天ぷらもいただきました。
こちらもすごく美味しかった・・・
臭みやクセがないので、どんな料理にも合いそうです!
鹿追町ではバイオガス発電の余剰熱を利用して8年前からチョウザメを養殖。現在ではおよそ7000匹を飼育しています。
昨年12月には、初めてチョウザメの卵から高級食材であるキャビアの試作品を製造しているので、「鹿追町産のキャビア」を味わうことができる日もそう遠くないかも・・・非常に楽しみです!!!
ちなみに、↑の写真のとおり鹿追町の道の駅では、本物のチョウザメを見ることができますよ!
これで、1日目終了。仕事も順調に進み、美味しいものも食べることができ、充実した1日になりました!!!
★2日目★
【清水町に移動。早速仕事に取りかかります!】
2日目がスタート!今日の始まりは、鹿追町から車で約20分ほどの清水町から。
JR十勝清水駅直結のハーモニープラザ内に開設されたシェアオフィスで仕事をしていきます!
1階入り口正面のスペースをシェアオフィスとして活用しているため、人の行き来がありましたが、正直全く気にならず、いつもよりも快適に仕事ができました。(もうずっとテレワークでいいのでは・・・と一瞬頭をよぎりました(笑))
事前申込が必要ですが、駅直結、道東自動車道の十勝清水インターチェンジから車で5分ほどと交通の利便性が高く、Wi-Fi完備、近くに飲食店も多数あるので、清水町にお越しの際は、是非こちらで仕事をしてみてください!!!
【清水町のご当地グルメ「牛玉ステーキ丼」を食す!】
午前中で仕事を切り上げ、シェアオフィスの近くのお店で清水町のご当地グルメ「牛玉ステーキ丼」をいただきました。
清水町のブランド牛「十勝若牛」をサイコロ状にカットして焼いたステーキと、鶏卵を組み合わせた新しいタイプの牛丼で、「新・ご当地グルメグランプリ北海道」で三連覇(2013~2015)し、殿堂入りしています。
十勝和牛は柔らかく、卵もふわふわ。味噌味の味付けでとても美味しかった・・・
清水町にお越しの際は、是非一度味わってみてください!!!
【めむろ新嵐山スカイパークで冬のアクティビティを体験!】
午後は冬のアクティビティ体験ということで、芽室町の新嵐山スカイパークに。
(最近は暖かい日が続いていたので、雪が残っているか若干不安でしたが、無事体験することができました(笑))
スキーやスノーボードといった定番のアクティビティも借りられますが、今回はせっかくなので、少し変わったウィンターギアをレンタルしてみました!
これは「スノーレーサー」といって、子どもから大人まで楽しめるソリです。
滑り止めやブレーキなども装備しているため、操作性が良く、初めて体験する私でも安全に楽しむことができました!
こちらは、「スノースクート」。自転車とソリを合わせたような乗り物です。
板はスノーボードの板に似ていますが、自転車のようなハンドルで操作することができるので、比較的スノーボードよりも扱いやすいと感じました!
(とはいいつつ、私はバランス感覚に難ありのため、最初は苦戦しました(笑))
これ以外にも雪上をスケートのように滑ることができる「スノーフィート」や太いタイヤが特徴の「ファットバイク」でゲレンデ内特設コースを駆け降りるなど、様々な冬のアクティビティを体験することができます。(もちろんスキーやスノーボードもできます!)
ちなみに・・・帯広市に帰宅する道中には、日本でも珍しいモールの湯(泥炭(亜炭)などに由来する腐植物(フミン質)を含むアルカリ性の温泉)が湧き出す十勝川温泉がありますので、ウィンタースポーツで冷えた身体を癒やしてから帰宅するのもおすすめです!!
(下記ウェブサイトで十勝管内の温泉を紹介していますので、温泉探しの参考にしてください!)
★まとめ★
大変充実した2日間でした!
仕事の時間とそうではない時間とで、気持ちを切り替えることができるか少し不安でしたが、良いリフレッシュになりましたし、ワーク施設も使い勝手が良く、ずっと自分のデスクでパソコンを眺めながら仕事をしているときよりも、効率が上がったような気がします!
今回は十勝管内の西側を中心に回りましたが、管内の北側・東側・南側にもワーク施設はありますし、十勝は季節を問わずアクティビティが充実しているエリアです。
皆さんも是非一度、十勝に足を運んでみてはいかがでしょうか?
★今回訪れた施設等はこちら★
名前 | 住所 | 電話番号 | ウェブサイト |
株式会社相馬商店 |
〒081-0008 北海道上川郡新得町本通南1丁目5番地 |
0156-64-5055 | https://www.soma419.jp/ |
然別湖コタン |
〒081-0344 北海道河東郡鹿追町北瓜幕無番地 |
0156-69-8181 | https://kotan.jp/ |
清水町シェアオフィス |
〒089-0136 北海道清水町本通1丁目ハーモニープラザ1F |
0156-62-2208 | ー |
めむろ新嵐山スカイパーク |
〒082-0086 北海道河西郡芽室町中美生2線42 |
0155-65-2123 | https://shin-arashiyama.jp/camp/access/ |
■十勝管内のワーケーション施設についてはこちら
【十勝管内のワーケーション施設について】
■北海道型ワーケーションについてはこちら
【北海道型ワーケーションポータルサイト】