防災マスターが体験した災害(青山)

防災マスターが体験した災害(青山)

青山 孝子(陸別町在住) 2010.4.5

 数十年前、奥尻で津波があり、大きな被害がありました。

 当時、函館の近所に住んでいました。

 子供が一人で、家族3人で暮らしていました。

 津波が来るとのことで、避難する様に言われましたが、主人の仕事上、子供だけを近所の人達と一緒に高台のある

小学校へ、避難させました。それから、私は非常の持出しの準備。

 なるべく高い所に食料などを置き、ベランダの近くですぐ出られるように一夜を過ごしました。近所の人の助言により

プロパンガスは、外のボンベの口を締めるように言われ、家の囲いの地震によるひび割れも見るように言われたことを

覚えています。

 お陰様で被害がなく、子供も次の日に帰ってきました。

 ライフラインは使用できましたので、少しは安心しましたが、海の生活は初めてだったので、とても恐ろしい体験をし

ました。

 それ以降、非常持出品を防災の日に点検することとし、今も続けている所です。

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