ロケットの打上げで盛り上がっている十勝は、日本の食糧基地として豊富な食材の産地です。
その食材を活用した宇宙日本食開発の取組を紹介します。
宇宙日本食とは
宇宙日本食は、食品メーカが提案する食品をJAXAが評価し、宇宙食としての基準を満足している場合に宇宙日本食として認証するものです。
国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在を予定している日本の宇宙飛行士に、日本食の味を楽しんでもらい、長期滞在の際の精神的なストレスを和らげ、ひいては仕事の効率の維持・向上につながることを目的として開発したものです。
JAXAの具体的な認証プロセスなどは、JAXAのwebサイトをご覧ください。
■JAXAのwebサイト
http://iss.jaxa.jp/spacefood/about/certification/(外部リンク)
十勝管内におけるこれまでの取組
十勝管内におけるこれまでの取組を紹介します。
宇宙日本食の認定
平成30年5月
JA帯広かわにし産小豆が宇宙日本食の原料として採用。
尾西食品(東京)が製造する赤飯に使用。
令和3年2月
(有)十勝スロウフードなどが開発したレトルト「北海道産牛肉とミニトマトのハンバーグ」が宇宙日本食として認証。
その他取組
平成30年5月
北海道中小企業家同友会とかち支部十勝農商工連携部会を中心に「とかち宇宙日本食開発研究会」(会長 (有)十勝スロウフード 藤田恵社長)を設立。