北海道経済部科学技術振興室による北海道衛星データビジネス創出協議会などの取組

　1987年に北海道の新長期総合計画戦略プロジェクトに北海道航空宇宙産業基地構想を盛り込んだことが発端。現在は、衛星データと様々な地上データを組み合わせた新ビジネスや新サービスを北海道内で創出・推進することを目的とし、基礎知識の習得や研究情報の交換会を開催。

　また、宇宙をテーマにした子どもや学生の参加型のイベントを開催するなど、未来を展望しながら宇宙開発や科学技術に対する関心を高める取組を実施。

　http://www.pref.hokkaido.lg.jp/kz/kgs/sangaku/uchu/kyogikai.htm

NPO法人HASTICによる宇宙開発技術のネットワーク化・産業化

　2002年に任意団体、翌年NPO法人として設立。
　北海道内に点在する宇宙開発関連施設や大学等をネットワーク化し、その技術を活かした新産業の創出や起業家支援、次世代研究者の育成を行うことを目的として活動。
　技術の産業かを目指したワーキンググループ等を設置し積極的に活動を行うとともに、国際会議等の学会活動、企業や研究者を対象としたセミナーや市民講話、広報誌の発行など幅広く活動している。

　https://www.hastic.jp/

管外の民間企業の取組紹介

株式会社植松電機による宇宙開発への挑戦

　トラック搭載用のクレーン用バッテリー式マグネットシステムの開発会社。
　2004年に北海道大学大学院工学研究科の永田教授と出会い、ロケット開発の協力を申し出たことがきっかけ。子どもたちに夢と希望と自信を持ってもらうため、モデルロケット教室やコズミックカレッジ等を実施。全国各地で社長自らが講演し、夢をあきらめないことの大切さを伝える活動をしている。

　https://uematsudenki.com/