治山工事とは?
治山工事は土木的工作物を用いますが、これはあくまでも地盤を安定させ、森の造成と保全をはかるための、補助的手段です。荒廃地という特殊な環境であるため、危険地に早急に対応するために土木的工事が行われるのです。
山腹工
法切工
不安定な斜面をきりならし、植物が安定して生育できる斜面を造成します。
土留工
土砂をおさえて斜面を固定します。
水路工・暗渠工
表面水・地下水を浸食防止のため排水させます。
緑化工
斜面を緑化します。
渓流工
治山ダム
渓流勾配を緩和したり、渓床を安定させることによって浸食を防止します。
護岸工
渓岸の崩壊や浸食を防止する
地すべり防止工
杭打工
杭を打ち込むことで土塊の移動を直接防止します。
排土工
土塊を除去して地滑りの動きを軽減します。
排水工
地下水を排水することで、発生原因を取り除きます。