令和7年8月5日~6日に音更町指導農業士・農業士会の夏季研修会が行われました。本研修会には会長・副会長を含む6名の会員が参加しました。
行程としては、1日目にホクレン長沼研究農場(長沼町)、道央農業振興公社(恵庭市)、指導農業士である数井氏のなす栽培ハウス(恵庭市)を視察し、2日目に石狩農業改良普及センターを訪問しました。
ホクレン長沼研究農場では、音更町内でも栽培されている春まき小麦の品種育成について、研究員から説明を受けながら、試験ほ場を見学しました。
道央農業公社では、公社が地域で果たしている新規就農研修プログラム運営やワンストップ支援窓口の設置・運営、農用地の利用調整などの役割について紹介を受けました。
1日目の最後には、「環境制御システムを利用したなすの隔離床養液栽培」を実践する数井氏のなす栽培ハウスを見学しました。
2日目は、石狩農業改良普及センターを訪問し、今年度の畑作の生育状況について情報交換を行いました。
今回の研修は、コロナ禍以降では初めての管外研修であり、畑作・園芸・担い手分野に関わる道央での取り組み事例を見学できたため、参加者からは好評でした。
今後も普及センターでは指導農業士・農業士会が充実した活動を行えるよう支援を継続していきます。
ホクレン長沼研究農場の春まき小麦を見学
数井指導農業士のなす栽培ハウス
石狩農業改良普及センターで情報交換