「地域の話題」第二回上士幌町消化液利用拡大を検討する懇談会を開催しました。(十勝北部支所)

 令和8年2月16日、上士幌町にて「第二回消化液*利用拡充を検討する懇談会」を開催しました。 上士幌町の農業者6名、関係機関3名、普及センター6名の計15名が参加し、前回令和7年12月10日に実施したワークショップの結果や次年度以降実施する雑草調査方法について情報提供を行いました。懇談会では、消化液の利用拡大に向けた具体的な課題や、将来のビジョンについて活発な質疑応答が行われました。

 質疑では、雑草調査の方法、消化液由来の雑草リスクについて質問が挙がりました。「調査の実施時期はいつか?」「作物ごとに、そもそもどのような種類の雑草があるか調べられるか?」といった、生産現場に直結する懸念が問われ、これに対し普及センターや関係機関からは、5~6月下旬での調査実施やバット試験の継続が回答されました。農業者からも「試験内容を公表していくことで、雑草への心配も減るのではないか」という前向きな提案も出されています。

 また、コスト低減による所得向上についても農業者からは、「コストである散布量を支出しても所得が10%ほど向上するなら利用したい」という言葉もあり、消化液の利用による更なる経営の安定につなげたいという農業者の熱意が感じられました。関係機関からも、JA営農技術懇談会等で発信し、より多くの農業者に共有してほしいなどの声も挙がりました。

 普及センターでは、今後も環境にも経営にも優しい農業の実現を目指して活動を続けます。 

写真1:懇談会の様子

写真1:懇談会の様子

写真2:質疑応答の様子

写真2:質疑応答の様子

*消化液:バイオガスプラントで家畜ふん尿等から再生可能エネルギーを取り出した後に残る液体で、肥料としての利用が可能な副産物。

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