第3回十勝北部畜産ゼミナールでは、10月8日に「ほ育育成、経産牛管理」をテーマにした優良牧場の視察研修を行いました。地域の酪農家や関係機関15名、普及センター4名の計19名が参加しました。
視察牧場では 、つなぎ牛舎で牛を管理し、ゲノムを活用した乳牛改良においては、特に生産寿命を重視しています。経産牛管理では、脚の管理を重視して、牛床マットに豊富に麦稈を敷いて、衛生的に管理すること、年3回の削蹄など、基本的な管理を徹底されている点を学びました。
また、ほ育管理については、疾病予防を第一に考え、暑熱・防寒対策として季節によってハッチの向きを変えたり、新鮮な空気の通気を意識していることや、すのこを使用し、子牛の体を冷やさないことなどについてお話を伺い、多くの参加者が質問をしていました。
参加者からは「自分の牧場と比較することで、問題点がよくわかった。牛をもっときれいに管理したい。」といった感想が聞かれました。

写真1 経産牛の管理を学ぶ様子

写真2 ほ育を学び熱心に質問する参加者

