「地域の話題」池田町大森青年団 農産物の生産費から「儲かる作物」を探る(十勝東部支所)

令和6年11月29日、重点地区である池田町の大森青年団で経営研修会を行いました。

会場の大森会館に集まった青年団員4名(2戸、1法人)は、最初に農業改良普及センターの三上地域第一係長より経営分析の目的について簡単な説明を受けた後、十勝農業試験場農業システムグループの渡辺主査より生産費の算出手順と主な分析手法について説明を受けました。

その後、令和5年度の個々の取引データの仕分けを行い、その結果から儲かっている、また苦戦している作物を把握し、作付け面積などについてシミュレーションを行いました。

青年団員から、「金時の収支はマイナスだが、品種の切り替え(福勝→秋晴れ)で等級向上を狙いたい」、「作付面積を変えたので、令和6年度と比較してみたい」などの声が聞かれました。

次回は1月中旬頃に令和6年度の生産費算出を行う予定になっており、5年度との比較から新たな経営改善プランが出てくることが期待されます。

研修の様子

研修の様子

渡辺主査の説明を熱心に聞く経営者

渡辺主査の説明を熱心に聞く経営者

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