令和6年6月17日に鹿追町で第3回青空教室が開催され、75名（10地区）の農業者が出席しました。農協、ホクレン西部原料所、普及センター担当者から各作物における管理ポイントについて情報発信し、さらに農作業安全や労働者の「雇入れ時教育」の義務化について周知しました。
秋まき小麦は、開花時期の天候も良く生育は順調です。収量確保に向けて、病害防除の徹底と登熟期間の確保、適期収穫について普及センターから説明しました。ばれいしょは、着蕾期を迎え生育は順調に推移しています。これからの追肥や病害虫防除、収穫時の注意点について確認しました。豆類は、これから本格的な管理作業が始まります。中耕作業や病害虫防除、適期収穫に向けた注意点を確認しました。てんさいは、直播栽培、移植栽培ともに生育は順調で、これからの病害虫防除を中心に説明がありました。昨年発生が多かった褐斑病について農業者の関心は高く、6月下旬からの予防防除の重要性を確認しました。
各作物ともに、今後の作業や病害虫に関する質疑応答に加え、農業者間の情報交換も行われるなど有意義な研修となりました。
普及センターでは、今後とも関係機関と連携し、作物の生育・気象条件に対応した技術情報を発信してまいります。
6月は青空の下で開催できました
