令和7年3月14日(金)、第4回畜産ゼミナールを開催し、農業者や関係機関11名の参加がありました。
この畜産ゼミナールは、就農して間もない農家後継者や牧場従業員を対象として、畜産の基礎的な知識を深めてもらうことを目的に開催しており、今年度の最終回となります。
今回は「土壌から飼料作物栽培まで」と題して土壌診断票の見方の基礎知識や施肥検討のポイントについて確認をしました。また、近年の気象変動から注目される、牧草のは種晩限についても事例を挙げながら、紹介しました。
最後に、飼料用とうもろこしの注意すべき雑草であるガガイモやアレチウリの被害について今年度の状況を紹介し、注意を促しています。
受講生から、「ツメを入れてからは種した方がいいのか」、「除草剤は気温のバランスを考えて散布する方がいいか」など多くの積極的な質問が寄せられました。
来年度は、現地での勉強についても充実させ、営農の資質向上に貢献できるような勉強会を開催していきたいと考えております。
土壌について学ぶ受講生