令和5年11月2日（木）十勝農業改良普及センター十勝西部支所にて、「西十勝ファーマーズクラブ」の第4回研修を開催しました。「西十勝ファーマーズクラブ」は、西部3町（鹿追町、清水町、新得町）の若手農業者や農業従業員等の知識習得・交流を図ることを目的として通年で様々な研修を開催しています。
今回の研修ではテーマを「切磋琢磨～自家のほ場を知り、仲間から学ぶ」とし、座学で秋まき小麦の基礎知識の講義後、受講生ほ場で秋まき小麦の越冬前調査を実施しました。
座学では、「秋まき小麦をたくさん穫るために」と題し、収量構成要素や茎数管理、今後の小麦の管理ポイントについて講義を行いました。講義中、受講生は興味深い様子で聴講していました。
現地研修では鹿追町、清水町、新得町の受講生4人のほ場を巡回し、茎数の数え方やは種量、は種時期、整地の方法について意見交換を行いました。受講生からは、「この時期の小麦の見方がわかりました」「町をまたいで他人の畑を見る機会がなかったのでとても参考になりました」「今回みたいな研修を今後もやってほしいです」との声がありました。
今後も十勝農業改良普及センタ－十勝西部支所では、受講生の営農資質向上に資する研修会を企画してまいります。
ほ場での茎数測定の様子
茎数測定方法の説明の様子
