令和5年8月9日(水)に北海道指導農業士の大下秀樹氏農場(鹿追町)にて、西十勝ファーマーズクラブの視察研修会を開催しました。西十勝ファーマーズクラブでは、若手農業者の営農資質向上や交流を深めることを目的に活動しています。
今回の視察研修では、大下指導農業士から自身の経験や作物栽培で意識していること、取り組みについての講話を聞いたのち、受講生との意見交換を行いました。
大下指導農業士から、てんさいの移植苗を育苗した後のハウスの有効活用としていちご苗の栽培を始めたことや「作物を栽培するなら収穫物だけではなく生育途中の作物がどうなっているか見るのが大切」という話があり、実際に飼料用とうもろこしやてんさいの生育状況を確認したり、根や茎の一部を食べてどこに糖が蓄積されているのか確認しました。
受講生からは、「栽培する品種はどう決めているのか」など多数の質問が上がり、有意義な意見交換となりました。
次回は11月に畑作の研修会を企画しています。
いちご苗のハウスを見学するクラブ員
大下指導農業士とともにてんさいの生育を確認するクラブ員