令和6年2月16日（金）に普及センター十勝西部支所にて西十勝ファーマーズクラブの第6回研修（経営基礎）が開催されました。西十勝ファーマーズクラブでは、十勝西部地区3町（鹿追町、清水町、新得町）の青年農業者を対象に営農技術の向上や農業者間の交流を深めることを目的に研修会を開催しております。
第6回となる今回の研修では、「クミカンについて考えてみよう」と題して十勝清水町農協営農部経営指導課の橘井課長を講師に迎え、座学とグループ演習を行いました。
座学では、クミカンの仕組みや見方をはじめ、十勝農業試験場が開発した「クミカン見える化ツール」や「組勘分析表」を用いた経営分析手法について学びました。演習では、グループに分かれて組勘分析表のデモデータを用いながら、その経営の長所や短所などの分析を行いました。
多くの参加者がクミカンを見るのは初めてでしたが、座学では多くの質問があり、グループ演習では活発に議論が展開され、クミカンへの理解が深まった様子がうかがえました。
今後も普及センター十勝西部支所では、西十勝ファーマーズクラブを通じて青年農業者の営農資質の向上を支援してまいります。
写真1 橘井課長（JA十勝清水町）による座学
写真2 組勘分析表を用いたグループ演習
