【酪農技術懇談会】
令和6年1月11日、12日の2日間にわたり、JA鹿追町にて酪農技術懇談会（出席者14名）が開催されました。
JA鹿追町からは「組合員勘定実績」や「飼料用とうもろこし品種試験結果」について報告があり、NOSAI北海道鹿追家畜診療所からは「牛の分娩について」情報提供がありました。普及センターからは、肥料価格高騰対策として「土壌診断値を考慮した施肥設計」について試験結果をもとに情報発信しました。農業者からは、飼料用とうもろこしの品種選定理由や施肥法について、さらに牧草地の石灰資材散布効果について質問が出されました。
酪農技術懇談会の様子
【畑作技術懇談会】
令和6年1月15日から19日にかけて、町内10地区をまわり畑作技術懇談会（出席者92名）が開催されました。
昨年は春から気温が高く推移し、少雨傾向に加え夏季の猛暑が農作物に大きな影響を与えました。特に、豆類やてんさいでは品質の低下が目立ち、ここ数年の気象の変化を強く実感した年となりました。
秋まき小麦（普及センター担当）、てんさい（ホクレン西部原料所担当）、ばれいしょ・豆類（JA担当）については、令和5年度の生産実績や生育状況を振り返り、令和6年度の課題と対策について技術情報を発信・共有しました。各地区において、収量・品質向上に対する多くの質疑応答や意見交換がされるなど、近年の気象変化に対する危機感が感じ取れました。
今後も、酪農・畑作ともに安定生産に向けた活動を関係機関と連携し支援してまいります。
畑作技術懇談会の様子
