とかちオーガニック振興会は、令和5年12月8日（金）に「第1回有機農業に関する勉強会」を十勝総合振興局講堂で開催しました。十勝管内・管外の農業者のほか、関係企業や関係機関から多数の参加がありました（第1部：74名、第2部：49名、第3部：32名）。
第1部は「品種に関する意見交換会」でした。道総研十勝農業試験場から「ばれいしょの育種と無農薬栽培に向いた品種」、「大豆の育種」について、農研機構北海道農業研究センターから「ばれいしょの育種研究」、「小麦の赤かび病に関する管理技術と赤かび病抵抗性育種」について情報提供していただきました。農業者からは「ばれいしょの疫病抵抗性品種」と「大豆の害虫被害が少ない品種」の育種を要望する意見がありました。
第2部は「流通業者とのマッチング」でした。道内からアグリシステム株式会社（芽室町）、ベーカリスタ株式会社（室蘭市）、道外から株式会社 坂ノ途中（京都市）、株式会社マルヤナギ小倉屋（神戸市）、株式会社むそう商事（大阪市）、株式会社コープ有機（神戸市）の計6社に参加していただきました。はじめに各社から会社概要とアピールポイント、取引条件などについて紹介していただき、その後各ブースに分かれてマッチングが行われました。有機農業者と流通業者の双方にとって、対面で情報交換ができる貴重な機会になったと思われます。
第3部の「懇親会」はさらに密な交流が行われました。とかちオーガニック振興会では初めての懇親会でしたが、熱気と活力であふれ盛会に終えることができました。
次回は3月に「有機農業研修会」を開催する予定です。内容について要望がありましたら下記「お問い合わせフォーム」にご入力ください。
写真「第1部 品種に関する意見交換会」
写真「第2部 流通業者とのマッチング」
