令和5年11月16日(木)、若手後継者を対象とした農業基礎講座として、農作業安全にかかる現地研修とワークショップを実施しました。
現地研修では、幕別町の箕浦邦雄さんを講師に、「農作業安全と事故防止のための整備・点検について」農機具やトラクタの実際の使用時を想定して、日頃の動作や安全対策について自身の行動の振り返りを行いました。
電動歩行車をトラクタに見立てて、プラウかけにかかるクラッチの使い方を通して、安全対策につながる考え方を学ぶ場面もあり、箕浦さんから提供される具体的なたくさんの事例に、受講生7名と普及センター職員も引き込まれました。
午後からは、農作業事故リスクをゼロにするための行動に向け、危険予知トレーニングを行いました。ポテトハーベスタでの収穫作業場面を想定し、事故につながる危険因子を出し合い、対策を検討し改善策を発表しあいました。
農作業事故の防止には、日々の中で危険予知を行い改善策を考える習慣づけが重要なことを確認し研修を終えました。
令和5年度のアグリカレッジは、残り2講座となりました。引き続き学習場面を提供する中で、地域の仲間との交流支援を行っていきます。
現地研修「作業機の脱着心得」
現地研修「電動歩行車をトラクタに見立てて」
現地研修「大型機械使用心得」
実習「危険予知トレーニング」