令和6年3月14日、酪農に従事する女性を対象に『親と子の周産期管理』をテーマに、『女性のための牛飼い講座』を開催しました。当日は、帯広市、中札内村、更別村、幕別町から酪農女性18名が参加しました。
はじめに(有)新札内生産組合(中札内村)の當麻総務部長を講師に、(有)新札内生産組合の乾乳期管理のポイント、初乳の給与タイミングやほ育センター預託までの管理について話題提供がありました。
その後、普及職員より十勝管内で調査した「移行乳の特性と給与実態の聞き取り結果」を報告しました。
午後の情報交換会では、子牛を飼養しているカーフハッチの消毒方法や洗浄方法、子牛へのミルクの給与方法、子牛の下痢症対策等、多くの質問が出ていました。
参加者からは「普段、他の牧場のほ育管理の話を聞ける機会がないため参考になった。」「下痢予防は、何と言っても飼養場所の消毒だということがわかった。」といった声が聞かれました。
普及センターは、今後も酪農経営に役立つ研修を行っていきます。
當麻総務部長の話を真剣に聞く参加者
情報交換会の様子