令和4年5月24日、足寄町で昨年新規就農した方の放牧地で研修会が開催されました。農業者や研修生等、30名ほどが集まりました。
「放牧開始にあたって」というテーマで、普及センターが講師となり、放牧地の状況や放牧開始にあたっての注意点などを説明しました。牧草品種サンプルを持参し、イネ科牧草の特徴や見分け方について説明したところ、放牧地にかがんで熱心に草種を確認する姿が見られました。
今後は、肥料価格の高騰でより一層適切な肥培管理が求められることから、土壌分析の必要性やそれに基づく施肥管理の考え方を知ってもらい、さらに土壌硬度測定を実際に体験してもらいました。
参加者からは、「もっと自分の放牧地を調べよう」「土壌分析、やらなくては」との声が聞かれました。また、研修場所を提供してくれた新規就農者からも、「今日は、他の皆さんからも参考になる話が聞けてよかったです」との意見をいただきました。今秋にも研修をやる予定があり、普及センターとして今後も支援を継続していきます。
牧草の見分け方を説明
放牧中の乳牛とともに研修
