十勝東部支所地域第二係では、「後継者の資質向上」「畑作物の高位安定生産技術の定着」の2つを推進事項として、豊頃町農野牛地域を対象に、普及活動を行っています。
令和5年3月7日に行った営農技術講習会・農野牛地域重点活動報告会では、営農技術に関する情報提供と普及センターが行った活動の報告・次年度の活動計画を農業者、農協、役場と共有しました。
営農技術に関する情報提供では、「適正施肥を考える」「バイオステュミュラントについて」「コナヒメの施肥」「牧草の播種量について」「地域に設置したEセンシングによる冬期に収集したデータ」の5つの題目で、新たな知見と地域で得られたデータを伝達しました。出席者からは、説明した題目に対する質問のほか、でん原用ばれいしょ「コナヒメ」については、いもの着生位置が深いことにより、収穫ロスが発生している等の、新たな課題の題材になるような話も出されました。
活動報告・次年度の活動計画では、令和4年度の活動を振り返りつつ、令和5年度の活動計画を説明しました。出席者からは、次年度の活動計画に対して「よろしくお願いします」との言葉や、推進事項に限らない農業者の新たな試みである、ライ麦栽培の作業体系に関する情報提供への感謝の言葉もありました。
今後も、普及センターは農業者の挑戦したい気持ちに寄り添った活動を行っていきます。
営農技術に関する情報提供
次年度の計画について
一緒に考える地域の方々
