令和4年12月1日に重点活動地区である鹿追町東瓜幕地域で懇談会が開催され、地域の農業者に対して今年度の活動報告をしました。
酪農部門では、昨年度から取り組んでいる「バイオセキュリティーのレベル向上」について、取り組み状況と改善効果を報告しました。農場出入りチェック表、衛生管理区域の看板、消毒槽が全ての農場で設置されるなどバイオセキュリティーの意識向上がみられました。
畑作部門では、「てんさい安定生産技術の定着」をテーマに土壌pH適正化と土壌硬度改善による作土深の拡大について、農業者の取り組み結果を情報共有しました。ホクレン原料所担当者にも出席をいただき、今年の活動を振り返る中で今後の安定生産に向けた話合いがされました。次年度は、ばれいしょを課題化し活動することで合意形成がなされ、今年の事前調査結果から各農業者の改善点を見つけ出せた有意義な懇談会となりました。
普及センターでは、今後とも地域の生産額向上に向けた活動を農業者、関係機関とともに進めてまいります。
酪農の取り組みを地域内で共有
畑作はさらに詳しく活動報告と情報を共有