幕別町忠類地区において、TMRセンター構成員にサイレージ用とうもろこしの品種選びには何を重視するか聞き取り調査を行いました。その結果、雌穂重量や雌穂割合の向上を重視する声が多かったことから、当支所では現行4品種と新たな3品種の計7品種を選定し、畜産試験場技術普及室と連携しながら、品種比較試験を実施しています。
令和4年6月15日に初期生育調査を実施し、出葉数と草丈の測定を行いました。今後も、生育ステージにあわせて生育調査を行う予定です。また、収量調査は、雌穂重量や雌穂割合についてだけではなく、耐倒伏性や耐病性、化学的分析から繊維の消化性などについても調査し、地域のニーズにあった品種選定への検討材料としていきます。
試験区のとうもろこしを測定をする様子