令和4年11月21日、普及センターで活動を支援している「北海道グリーン・ツーリズムネットワーク十勝ブロック」の研修交流会が、十勝総合振興局講堂を会場に開催されました。本ネットワークは、十勝管内で農業体験やファームレストランなどに取り組む実践者や支援組織で構成されています。
今回は、十勝に人を呼び込むため多様な取組をされている3人の方から、話題提供をしていただきました。
（1）『写真で伝える十勝の魅力～おしゃれな構図で注目度アップ～』
長年十勝の景観写真を撮影し、観光雑誌などに写真を提供している写真愛好家の梅村明氏から、十勝をPRするための写真の撮り方について話をしていただきました。
（2）『清水町版アルベルコ・ディフーゾ（分散した宿）『まちまるごとホテル』の実現に向けて』
民泊を活用した地域経済の活性化に取り組み始めた清水町の取組について、清水町商工観光課前田真課長から報告していただきました。
（3）『うらほろスタイル』
浦幌町で地域、親、学校など町が一体となって子ども達の民泊体験など10年間取り組んできた活動により、近年町に戻りたいという若者や町外からの若い移住者が増えてきたことについて、うらほろ子どもの食プロジェクトの岡田愛啓事務局長から話を伺いました。
その後、4つのグループに分かれ、グループディスカッションを行いました。
「十勝はすばらしいものがたくさん眠っている。それをどうアピールしていくか」「十勝管内の情報をネットワーク化できないか」など、活発な意見交換が行われ、有意義な研修となりました。
写真1 清水町版まちまるごとホテルについて報告する清水町商工観光課長
写真2 活発な意見交換が行われたグループディスカッション
