十勝農業改良普及センター園芸部会は、令和4年8月17日(水)に新規作物として近年注目されている「落花生」と「さつまいも」の現地研修会を開催しました。当日は本所・各支所の普及職員16名と、道庁、十勝総合振興局、十勝農業試験場から12名が参加しました。
午前中は芽室町の藤井農場で「落花生」生産の研修をしました。芽室町の生産集団「MEMURO PEANUTS」は今年度、13戸が8haの面積で栽培しており、そのうち代表を務める藤井さんは2.6haの面積で栽培しているとのことでした。「MEMURO PEANUTS」のロゴがプリントされたTシャツを着た藤井さんは「落花生」の栽培方法や課題(品種、除草など)、産地としての展望を熱心に、時にユーモアも交えながらお話ししてくださいました。
午後は農研機構北海道農業研究センター(北農研)に移動し、北農研が取り組んでいる「さつまいも」研究について研修しました。「さつまいも」の栽培方法、冷涼地向け品種の育種、冷涼地と温暖地での品質の違い、用途などについて学ぶことができました。
その他、園芸担当職員同士で情報交換も行うことができ、大変有意義な研修会となりました。
研修の様子1 藤井農場
研修の様子2 「落花生」の生育状況を確認(左は藤井さん)