普及センター十勝東部支所が開催している農村ゼミナール「ヤングファーマーズ講座」の受講生である池田町の長島正典さんが、令和元年から令和3年の3年間取り組んだプロジェクト活動を発表しました。
「河川敷草地の植生改善に取り組みました！～ライ麦は種によるMFT対策～」と題して、3年間に渡り関係機関と植生改善に取り組んだ内容となっています。除草剤の使用が難しい河川敷草地において難防除雑草であるMFT（メドウフォックステイル）を、既存草地の早刈りと秋まきライ麦のは種を組み合わせて生育抑制し、植生改善した結果を発表しました。
令和3年12月「青年アグリフォーラムin十勝」、令和4年1月「全道青年農業者会議」で最優秀賞を受賞し、同年3月全国青年農業者会議では、全国2位にあたる農林水産省経営局長賞を受賞しました。審査員からは「地域課題でもあるMFT抑制に関係機関と連携し取り組み、大きな成果を上げた。3年間にわたる実証成績をしっかり取りまとめ、説得力ある発表であり、高く評価したい。」と講評をいただいています。
今後も波及に向け普及センターも支援を進めていきます。3月の全国青年農業者会議の内容については全国農業青年クラブ連絡協議会のサイトから視聴できますので、興味のある方はぜひご覧になってください。より詳しい内容が知りたい方は、普及センター十勝東部支所（015－572－3128）までお問い合わせください。
ヤングファーマーズ講座での様子
プロジェクト発表内容の打合わせ
全道青年農業者会議表彰式（十勝総合振興局にて）
受賞おめでとうございます（普及センターにて）
