鹿追町東瓜幕酪農振興会では毎年、会員の営農技術向上を目的に学習会が実施されています。
今回は十勝家畜保健衛生所とよつ葉乳業から講師を招き「家畜伝染病に係るバイオセキュリティーレベル向上」と「牛の健康を守り、足腰の強い酪農経営を目指す」についての学習会が開催されました。十勝農業改良普及センターからは、今年の東瓜幕地区でのバイオセキュリティーレベル向上に向けた活動の報告や飼料畑の土壌分析結果の報告を行いました。
十勝家畜保健衛生所の講義のあと、どのような消毒薬が良いのか、この伝染病ではどのような症状が出るのかなど農業者同士、真剣に討議されました。
よつ葉乳業からの講義では、今後の生乳生産について不安定な要素がある中、牛の健康を維持し、来たるべき時に生乳生産の向上を目指す技術について語られました。
また、普及センターから飼料畑の土壌分析結果の説明後、家畜ふん尿の有効利用や土地利用について討議がなされました。
今回も盛りだくさんで有意義な内容の学習会となったと感じています。
家畜伝染病の防疫について講義風景
講義を真剣に聴く会員