令和3年12月1日に重点活動地区である鹿追町東瓜幕地域で懇談会を開催し、地域の農業者全戸(14戸:酪農7名、畑作9名)に対し、今年度の活動報告をしました。
酪農部門では、「バイオセキュリティーのレベル向上」をテーマに飼養衛生管理基準の周知や家畜防疫の徹底(看板・農場出入りチェック表・消毒槽の設置)を推進した結果、多くの農場で防疫の取り組みが実践されバイオセキュリティーの意識向上につながりました。12月7日には、さらに詳しく家畜保健衛生所の方を講師に『家畜伝染病に係るバイオセキュリティーレベル向上』について研修会を開催する予定です。
畑作部門では、「てんさい安定生産技術の実践」をテーマに土壌pHの適正化、穿孔ポット移植(移植栽培)、適正播種深度(直播栽培)に全戸で取り組んだ結果を報告しました。ホクレン西部原料所鈴木所長代理にも出席していただき、今年の活動を振り返る中でさらなる技術改善に向けた積極的な話合いが行われ、次年度に向けて課題を見つけ出す有意義な懇談会となりました。
普及センターでは、今後とも地域の生産額向上に向けた活動を農業者、関係機関とともに進めてまいります。
酪農の取り組みを地域内で共有
畑作はさらに詳しく対象者と懇談