普及センターでは、十勝南部3町（幕別町忠類、大樹町、広尾町）の若手農業者、新規参入者などに向けた酪農基礎講座「南とかちアグリスクール」を開催しています。
11月18日には、株式会社ノースベッツ(遠軽町)の中村聡志代表取締役を講師にお招きして、幅広い年代の方々にもご参加いただけるオープンスクールを、大樹町生涯学習センターで開催しました。
中村代表には「繁殖をよくするための移行期管理」と題して、繁殖成績がいい農場の特徴から高泌乳化に向けた遺伝子レベルでのアプローチまで幅広い内容についてご講演いただきました。
地域内の生産者を中心に45名の受講があり、「現場ですぐ使える内容が多く、ありがたかった」「“経営安定には繁殖と牛を死なせないことが大切”という言葉が心に響いた」などの感想がきかれたほか、講座修了予定時間ギリギリまで質疑が続きました。
普及センターでは今後も現場のニーズに合った研修会を企画していきます。
中村代表には貴重なお話をわかりやすくお伝えいただきました。
会場は換気をおこないながら、たくさんの受講者をむかえました。
