「地域の話題」2020重点地区の活動が始動!(十勝東北部支所)

2020重点地区の活動が始動!(十勝東北部支所)


 重点地域の美里別西中地区は、生育センサーによる小麦の可変施肥に8年前から取組んでいます。これまでの小麦の生育データが蓄積され、ほかの作物への活用を模索し、直播てんさいで実証試験を行っています。今年で3年目。農業者と一緒に過去の生育データや衛星データを参考に、より精度が高くなるように農業者の栽培経験や感覚を盛り込んでマップを作成しました。不安定な直播てんさいの栽培を可変技術でほ場ムラを解消し、高位安定生産を目指します。
 

DSC0463WY.JPG DSC0482WY.JPG 写真左 作成したマップデータを農業者と確認し、機器を設定中        

写真右 肥料散布後の散布幅を確認 
 

 西中地区では、5月8、9、12日の3日間で8戸合計105haの秋まき小麦の追肥(可変施肥)を行いました。アプリLINE等で日程を調整し、トラクタやブロキャス、人をシェアし、天候不順の中スムーズに作業が進みました。また、幼穂形成期頃に追肥する窒素量の設定は、普及センターが実証し、提案したボリューム診断を判断基準に活用しています。

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写真左 携帯端末によるGISでほ場の確認と追肥する窒素量を相談中

写真右 若手に小麦の追肥量(可変)の設定をレクチャーしている先輩農業者


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