池田町土壌物理性を学ぶ現地研修会を開催(十勝東部支所)
東部支所地域第一係重点地区池田町大森は、利別川流域の粘質土壌が多く、土壌物理性の改善が課題の一つとなっており、その取り組みとして十勝農試の支援を受け、3年前から小麦刈り取り後の圃場で土壌断面調査を実施しています。今年度は、同じ圃場内で、作物の生育が良いところ、悪いところで土壌断面調査を実施しました。
成田専門主任が小麦後作緑肥や排水対策の事例について説明し、その後、十勝農試石倉研究職員より土壌断面調査の結果を聞きました。例年よりも土壌硬度が高く掘り進めるのに時間がかかりましたが、今後も堆肥の投入を継続することにより土壌物理性が改善されることを視覚的・触覚的にも確認することができました。
その後、今年取り組んでいる小豆やてん菜の試験ほへ移動し、現在の作物の様子について意見交換を行いました。農閑期には、今回の断面調査の結果をもとに、十勝農試研究員を講師に招き、これまでの土壌断面調査に関する研修会を予定しています。
小豆の生育について確認 試験について説明
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