てんさい移植機ローラー改良実演会を開催(十勝西部支所)
2月22日、鹿追町中瓜幕地域(現重点活動地区)及び東瓜幕地域(新重点活動地区)のてんさい生産者を対象に、移植機ローラー改良実演会を開催しました。ローラーの改良は、移植機の苗押さえスポンジに画鋲を巻き付ける簡単な方法で行い、ポットに穴を開けて(穿孔ポット)から移植することで、活着促進による初期生育の確保・向上をねらいとしています。
ホクレン西部原料所鈴木所長代理から、穿孔ポットのメリットやローラーの改良方法、現地事例等の説明がされ、普及センターからは、ゴムを用いたカバータイプのローラー改良を提案しました。
参加者からは、こちらから示した改良方法をさらに実用的にする様々な工夫や意見が出されるなど、春に向けて取り組み意欲の向上につながりました。今後は、ローラー改良による穿孔ポット移植の効果を確認するため、現地での調査活動を進めて行く予定です。
ローラーの改良方法を実演
改良する苗押さえスポンジ(直径4センチ、長さ4センチ)
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