本別町酪青研冬季研修会が開催されました!!!（十勝東北部支所）

　2月18日、本別町酪農青年研究会(通称:酪青研)の冬季研修会が開催され、7名が参加しました。酪青研は、今から48年前に当時の酪農青年達によって作られた組織で、技術向上と経営改善のための活動として、毎年座学形式の勉強会や先進地事例視察研修などを行っています。

　今回の研修テーマは「日本とアメリカの酪農の違い」。

　十勝NOSAI本別家畜診療所の坂上獣医師に、アメリカのミシガン州立大学と、ミシガン州の農場で行った研修の内容について講義を行っていただきました。

　「乳牛の持つ生産性を最大限発揮できるよう、カウコンフォートに配慮した牛舎設計を行う」「良いエサを作り、適切な飼料設計を行い、乳牛の様子を見ながら調節する」「育成牛管理ではしっかりエサを食い込めるように群分けを行う」「乳牛をよく観察し、発情兆候を見逃さない」「日本とアメリカ、規模は違っても、基本技術に忠実であることの大切さは変わらなかった」と坂上獣医師。

　参加者からは「規模が全く違うけれど、やっていること・やるべきことは変わらないのですね」と、基本技術がいかに大切であるかを改めて実感した様子でした。

　酪青研の活動がメンバーにとってより実りのあるものとなるよう、普及センターは今後も支援を続けていきます。

                                            真剣に聞き入る参加者達




十勝農業改良普及センタートップページへもどる　　　　　　地域の話題一覧へもどる