令和7年12月1日（月）に重点活動地区である鹿追町東瓜幕地域で懇談会を開催し、今年度の活動報告を実施しました。
畜産部門では、「家畜糞尿の有効利用による牧草・飼料作物の施肥コスト削減」をテーマに適正施肥について説明を行いました。肥料費が年々高騰する中、土壌診断値や家畜ふん尿施用量に応じた減肥を提案することで肥料費を大きく削減することができました。また、東瓜幕地域での本活動を通じて他地区の農業者にも土壌診断に基づいた減肥の動きが波及しており、関心が高い事項として広まりを見せています。
畑作部門では、令和7年度の活動を振り返りながら「ばれいしょ及びてんさいのチェックリストに基づく栽培管理状況の確認」をテーマに説明を行いました。これまで普及センターは過去4カ年に渡り、ばれいしょ及びてんさいの生産技術向上に向けた支援を行ってきました。本年は過年度に実施した提案技術について定着を確認する年とするため、チェックリストを用いて振り返りを行いました。農業者の皆様は、栽培のポイントとなる箇所を意識して管理していることがはっきりし、技術を自分のものにしている様子がうかがえました。
普及センターでは、引き続き地域の生産性向上に向けた活動を農業者、関係機関とともに進めてまいります。
畜産の取り組みについて説明
畑作の活動内容について説明
