令和7年6月10日(火)、「第2回(令和6年度)でん粉原料用馬鈴しょ栽培共励会」が開催され、道内の優良生産者が表彰されるとともに、安定供給に向けた栽培技術が共有されました。今年度は清水町の中村茂隆氏が十勝総合振興局長賞を受賞し、地域関係者とともにお祝いの場へ出席しました。
表彰後、三幸食品株式会社 糖粉油脂事業部による「北海道産馬鈴しょでん粉の流通・産地への期待」の講演が行われました。でん粉原料用馬鈴しょの生産量は減少傾向にある一方、北海道産でん粉への需要は高まっている実情が示され、安定した生産・供給体制の重要性が生産者や関係機関で共有されました。
普及センターは、関係機関と連携を図りつつ、本会で得られた優良事例や実需者の声を生産現場に伝達し、安定生産に向けた技術の普及・支援を進めていきます。
優良生産者への功績表彰
森山部長(授与者)・中村茂隆氏(受賞者)と関係者による記念撮影