広葉樹原生保護林

 

 

広葉樹原生保護林


 

○広葉樹原生保護林
 
 所 在 地 :十勝郡浦幌町字炭山
 林 小 班 :282林班18小班
 面  積:31.14ha
 設定年度:昭和50年10月 
         
 
 
1 設定目的
  ミズナラ、シナノキなどを主体とした広葉樹がほぼ原生の状態で生育している森林の生育状況を調査・観察し、将来の森林施業、山づくりの指針とするために設定しました。
 
2 森林の概要
  胸高直径110cmのミズナラやシナノキの大径木などの広葉樹のほかトドマツ大径木が林立している原生に近い森林が見られます。ミズナラ、シナノキ、ハリギリなどの広葉樹が72%、トドマツを主体とした針葉樹が28%を占めています。下層のミヤコザサは密度は低く草丈が低いため林木の更新がよく、トドマツのほかシナノキ、イタヤカエデなどが後継樹として生育しています。
  なお、このエリアは「太古の杜」として森林活用ゾーンに指定されているほか、隣接する民有林には「先代カラマツ」と呼ばれる高齢級人工林があります。
 
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森林のデータ
標  高 200~340m 地 形 型 中腹~尾根
土 壌 型 Bd型 地  質 泥岩
斜面方位 北東~北西 傾 斜 度 10°~25°
平均本数 800本/ha 平均蓄積 495m3/ha
平均直径 22cm 平均樹高 15.1m
下層植生 フッキソウ、ツルウメモドキ、ミヤコザサ、クルマバソウ、ゴンゲンスゲ
 
3 入林時の注意事項
 保護林入口看板はありますが、歩道、案内標識などは整備されていませんので、入林の際には道路状況などについて、十勝総合振興局森林室にお問い合わせください。
 

              

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