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■ 過去の大雨と災害の記録
一般的に土砂災害は、降雨や融雪で地中の水分が増して地盤が緩み、さらに長雨や強雨が続いたときに発生します。十勝地方では、台風や低気圧が通過する８月、９月に大雨が降る傾向にあり、災害の発生に特に注意する必要があります。
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| ■近年の十勝管内の主な土砂災害 |
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No.
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発生年月日
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気象概況
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十勝での最大雨量(期間中)・箇所
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1
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H15.8.7～10 |
オホーツク海での低気圧から伸びる前線と台風１０号の影響で大雨
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215mm/4日(柏倉) |
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2
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H14.7.10～11 |
台風６号の影響で活発化した前線と台風による大雨
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200mm/2日(広尾) |
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3
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H12.4.21～23 |
発達中の低気圧を含む深い気圧の谷の影響で各地で大雨
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160mm/3日(広尾) |
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4
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S56.8.4～6 |
寒冷前線と台風１２号の影響により、全域で記録的豪雨
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351mm/3日(西ヌプカウシ) |
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| ■土砂災害時の状況 |
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No.2 平成１４年７月８日～１２日 (台風６号と梅雨前線)
非常に強い大型の台風６号の影響で、本州方面に停滞していた梅雨前線の活動が活発となり、台風と前線の北上とともに発達した雨雲が北海道付近に流れ込んだ。千葉県に上陸し三陸沖を通過した台風は、１１日夜に北海道東部から再上陸し、東部の広い範囲に大雨を降らせた。
十勝では１０日から雨が降り始め、夕方以降は台風本体の雨雲も加わり強い雨が長時間にわたって続いた。台風はやや速度を落としながら１１日２１時前に釧路付近に再上陸、道東方面を縦断し、１２日０時には網走の北西のオホーツク海で温帯低気圧に変わった。
十勝管内では、総雨量が１００mmを越えた幕別町や本別町で、土砂崩れや道路の路肩の崩落などにより通行止めとなる区間が発生した。 |
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No.3 平成１２年４月２１日～２３日 (発達した低気圧)
発達した低気圧が積丹沖と北海道の太平洋側を通過。このため、２２日は全道各地で雨となり、特に南西部や道東の太平洋側では一時間に１０～２０mmの強い雨が降り続いた。
総雨量は、広尾で１５９mmを観測。大樹町でも１２７mmに達した。
大樹町中心部の国道７ヶ所が冠水した他、十勝管内各地の国道及び道道において冠水や土砂崩れの被害が発生した。 |
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