道民健康づくりの日とは?
北海道では、道民一人ひとりが「自らの健康は自らの手で」という自覚と認識を高めるとともに、
道民、みんなが家族ぐるみ、地域ぐるみで健康づくりに取り組む必要があることから、
10月3日を「道民健康づくりの日」、3日から9日までの1週間を「道民健康づくり推進週間」と定め、
健康づくりを道民運動として展開しています。
普段の生活を振り返り、健康づくりの実践や健康づくり活動への参加など、
できることから取り組んでみてはいかがでしょうか。
健康づくりのポイント~withコロナ時代~
新型コロナウイルス感染症への対策として、普段の健康管理が大切とされています。
また、コロナ禍の運動不足は、体力・筋肉量の低下、生活習慣病の悪化などの
「健康二次被害」を招くおそれがあります。
感染症対策としての健康管理や健康二次被害を防ぐための
栄養と身体活動(運動)についてのポイントをご紹介します。
栄養をとりましょう!withコロナ時代
♦主食・主菜・副菜を基本に、多様な食品を組み合わせたバランスの良い食事で、
健康状態を良好に保ちましょう。
~ ポイント ~
□毎回の食事で主食(ごはん、ぱん、麺)、主菜(肉、魚、卵、大豆料理)、
副菜(野菜、きのこ、いも、海藻料理)を食べましょう。
□毎日1~2回、牛乳・乳製品、果物を食べましょう。
→ 「どさんこ食事バランスガイド」を参考にしてみましょう。
♦外出が制限される中で、簡便に利用できる加工食品や中食などの利用が続くと、
食塩や脂肪の摂り過ぎにつながります。
~ ポイント ~
□栄養成分表示を活用し、自分に合った食品を選びましょう。
→ 「栄養成分表示を活用してみよう」(消費者庁HP)
□バランスの整った配食弁当であれば、主食・主菜・副菜を手軽に組み合わせることができるので、
配食サービスを上手に活用しましょう。
身体を動かしましょう!withコロナ時代
♦座りすぎは心臓病、がん、糖尿病のリスクを高めます。
座りっぱなしの時間を減らし、身体活動を行いましょう。
~ ポイント ~
□日常生活でこまめに立ち上がる、家事を積極的にする、
階段を上り下りするなど動くことを意識しましょう。
□ヨガや筋トレなどの動画を見ながら体を動かしましょう。
□ウォーキング、ジョギング等、スポーツクラブ等で体を動かしましょう。
□30分に1回立ち上がり動くと、座り過ぎによる健康リスクを軽減すると言われています。
♦世界保健機関(WHO)では、成人(18~64歳)は週に150分以上の中強度の身体活動
(ウォーキング等、軽く息が弾み程度のもの)を行うことを推奨しています。
♦適度に体を動かすことは自己免疫力を高め、ウイルス性感染症の予防に役立つと言われています。
→「新型コロナウイルス感染対策 スポーツ・運動の留意点と、運動事例について」
(スポーツ庁HP)
→「スポーツを通じた高齢者向け健康二次被害予防ガイドライン(リーフレット)」
(スポーツ庁)
野菜摂取量増加に向けた栄養教育ツール(幼児向け)
十勝圏域健康づくり事業行動計画(平成30年版)によると、
十勝は成人の肥満割合が高く、食生活では、野菜の摂取量が少ない状況にあります。
そこで、天使大学看護栄養学部栄養学科の学生に協力いただき、
学生実習の取り組みとして、野菜摂取量増加に向けた幼児期向けの
栄養教育ツールを作成しました。
動きのあるツール(PowerPoint版のみ)となっていますので、
是非、子どもたちと一緒にご覧ください。
PowerPoint版はこちら
〈幼児向け栄養教育ツール (PPTX 1.82MB)〉
PDF版はこちら
〈幼児向け栄養教育ツール (PDF 1.7MB)〉
シナリオ(ノート)付きPDF版はこちら
〈幼児向け栄養教育ツール(ノート) (PDF 957KB)〉