こころの健康とは
自分の感情に気づいて表現できること(情緒的健康)、状況に応じて適切に考え、現実的な問題解決ができること(知的健康)、他人や社会と建設的でよい関係を築けること(社会的健康)の経験を通し、いきいきと自分らしく生きるための重要な条件です。
こころの健康を保つために
個人をとりまく外界が変化すると、それまでと違ったやり方で新たに対応することが要求されます。このような外界の変化はストレスと呼ばれ、さまざまな面で変動の多い現代は、ストレスの多い時代であるといえます。ストレスの影響を強く受けるかどうかには個人差がありますが、過度のストレスが続くと、精神的な健康や身体的な健康に影響を及ぼすことになります。
ストレス対策として
個人がストレスに対処する能力を高めるための具体的な方法としては、
・健康的な、睡眠、運動、食習慣によって心身の健康を維持する
・自分自身のストレスの状態を正確に理解する
・リラックスできるようになる
などが挙げられます。
一方、ストレスの解消や発散のために喫煙や過度の飲酒、過食などに走ることは、不健康な習慣につながってしまいます。生活習慣の改善に併せて、ストレスに対する個人の能力を高めることを、自己管理目標のひとつと位置づけて取り組むことが重要です。


