十勝の梅毒の発生動向と傾向
梅毒の症状って?
梅毒はおなかの赤ちゃんに感染することも……
梅毒の相談や検査について
HIV・肝炎との同時受験も可能です。
梅毒Q&A
1.どのように感染するの?
✦梅毒は、主に次の3つの方法で感染します。
✦一般の生活での接触程度では、感染する心配は殆どありません。
2.どのように予防するといいの?
✦感染経路として最も多いのは性的接触のため、予防の為には、より安全な性行動を心がけましょう。
✦多数の相手との性的接触は、感染する(または感染させる)リスクを高めます。
✦コンドームの適切な使用により、梅毒の感染リスクを減らすことができます。
✦コンドームを使用した場合にも、コンドームが覆わない部分から感染する可能性もあります。心配な時や気になる症状がある時には、早めに近くの医療機関や保健所に相談してください。
3.検査結果が梅毒陽性だったらどうすればいいの?
✦早急な病院の受診が必要です。症状がない、または症状がなくなった場合についても、まず一度近くの病院を受診してください。(男性は泌尿器科、女性は婦人科)
4.治療をしたら治る病気なの?
✦梅毒は治療法が確立しており、感染から早期に投薬治療をすることで治る病気です。
✦治療をしなくても、一時的に症状が消えることがあります。そのまま治療せず放置することで、全身に症状が出て命に関わることもあります。
5.一度感染したら、もう感染することはないの?
✦梅毒は、治っても感染の機会があれば、何度でも感染を繰り返す可能性のある病気です。その為、再び感染しないために、予防行動の継続が大切です。
6.HIV(ヒト免疫不全ウイルス)にもかかりやすくなるって本当?
✦クラミジアや梅毒などの性感染症に感染していることで、HIVに感染するリスクを高める原因になることが指摘されています。また、HIV感染患者の免疫状態に対して悪影響を与えていることも報告されています。
7.自分の周りの人が梅毒に感染していたらどうすればいいの?
✦周りの人から梅毒について、「心配なことがある。」と相談を受けた場合は、保健所への相談を勧めて下さい。
✦梅毒は低酸素状態でしか長く生存できないため、感染経路は限定されます。学校や職場、近所付き合いなどで感染する心配はありません。このことから、皆さんも決して偏見を持つことなく、これまでと同様に接するよう心がけましょう。