このページでは帯広保健所で実施している、性感染症の相談・検査について紹介しています。お問い合わせはページ一番下にあります、専用ダイヤルまでご連絡ください。
保健所について
帯広保健所は、帯廣神社の向かい側にある十勝総合振興局の中にあります。
建物の東側に玄関があり、医師や保健師、管理栄養士、臨床検査技師、理学療法士など様々な職種が、十勝の皆さんの健康や暮らしをサポートしています
性感染症の相談と検査
こちらのページでは、帯広保健所で行っている性感染症の「相談」「検査」についてご紹介します。
保健所では、保健師による健康相談と、性感染症の血液検査を行っています。
相談について
まずは相談についてです。
「心配な出来事や症状があり、不安でどうしたらいいのか分からない。」
「検査を受けた方が良いのか。どんな病院に行ったらいいの?」
「親や友達には相談しづらい。」
あなたに、こんな不安があった時、帯広保健所には相談できる窓口があります。
相談の方法
相談の方法は、電話相談と保健所に来ていただく来所相談の2つがあり、ご自身で選ぶことができます。
どちらも国家資格を持つ「保健師」がご相談を受け付けます。
相談でお話しいただいた内容や、個人情報は必ず守られます。
また、お名前を言わない匿名での相談も可能ですので、どんな些細なことでも安心してご相談ください。
検査について
続いては検査についてです。
帯広保健所では「梅毒」「HIV」「肝炎」の3つの性感染症の検査を行っています。検査の内容は3つとも血液検査です。
1種類の検査だけでなく、「梅毒」と「HIV」、「3種類全部」など、組み合わせて検査を受けることもできます。また、1回の採血で3つの性感染症の検査を行うことができます。
検査の対象
検査対象は、「感染の心配があり検査を希望する人」です。
年齢や居住地は問いません。
感染の心配とは、例えば、夜の街やSNSで出会った人、不特定多数の人との性的接触。また、コンドームを使用しなかったり、タトゥーやボディーピアス、海外での輸血など針を使い回した可能性があることなどを指します。
Q&A
検査についてよくある質問をまとめてみました。
Q1.検査や相談を受ける時保護者の許可は必要ですか?
A.検査や相談に保護者の許可は必要ありません。ひとりでも受診できます。
Q2.検査を受けたいけど、学校を休めません。いつ検査がありますか?
A.検査は月2回行われ、時間は平日の9時から15時までです。夜間検査を実施している月もあります。また学生さんは授業の関係で受けることが難しいと思いますので、まずはお電話にてご相談ください。
Q3.パートナーや友達と一緒に受けられますか?
A.受けられます。しかし、検査には枠に限りがありますので一緒に受診される際はご相談ください。
検査料金と受ける時期
検査料金は、対象であれば3種類すべて「無料」となっており、匿名で検査を受けることもできます。
※梅毒検査は令和6年4月より原則無料で受けられるようになりました。
検査を受ける時期について、性感染症は、感染してすぐに検査をしても正しい結果がでず、感染しているか分からない時期があります。
ですので、梅毒であれば心配な出来事から4週間、HIVは3カ月、肝炎では6か月経過してから検査を受けることをおすすめしています。
検査の流れ
検査については、図のような流れで行います。
始めに保健師による「問診」で体調を確認し検査についてご説明した後、「採血」を行います。血液検査の結果は医師より「説明」します。
問診から結果説明までは1時間半程度で、当日中に結果が分かります。
検査結果が分かったら
検査の結果が「陰性」の場合
医師から結果の説明を受けて今日の検査は終了になります。
今回の結果が陰性であっても、予防しなければ今後感染する可能性があります。自分や周りの人を守るために、予防行動をとりましょう。
また、心配なことがあったときには、いつでも保健所へご相談ください。
検査の結果が「陽性」の場合
医師より病気と今後の対応について詳しい説明があります。
性感染症はお薬での治療が大切ですので、病院の受診や、家族やパートナーへの対応などあなたが心配に思うことを、医師や保健師と一緒に考え、一人で悩むことがないようにサポートします。
どのような結果であっても、あなたの許可なく保護者や学校に知らせることはありませんので、ご安心ください。
相談・検査予約窓口
相談や検査の予約はお電話にて受け付けています。
専用ダイヤル「0155-21-6399」へご連絡ください。
帯広保健所では、性感染症だけでなく、あなたのからだや心について相談できる窓口もあります。心配なことはひとりで抱え込まず、まずは相談してみませんか?
あなたの相談をいつでもお待ちしています。