雨量の目安

 

 

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 ■ 雨量の目安

■雨の強さと土砂災害の発生割合(北海道)
雨の強さ
土砂災害発生割合
1時間雨量が20~25mm、または連続雨量が100~130mm
10%
(左のような雨が10回降れば1回は土砂災害が発生していた)
1時間雨量が40mm、または連続雨量が160mm以上
20%
(左のような雨が10回降れば2回は土砂災害が発生していた)
 ただし、これは北海道全域の過去の統計からまとめたものであり、地形・地質・土地利用や降雨の状況により差があります。数日前に強い雨が降っていた場合には地盤が緩くなっており、土砂災害発生の可能性がさらに高くなります。1時間雨量が10mm以下、または連続雨量が60mm以下でも土砂災害発生の事例があります。
■雨量の目安
1時間雨量(mm)
予報用語
人の受けるイメージ
屋外の様子
車に乗っていて
災害発生状況
10~20 やや強い雨 ザーザーと降る 地面一面に水たまりができる
-
この程度の雨でも長く続く時は注意が必要
20~30 強い雨 どしゃ降り ワイパーを速くしても見づらい 側溝や下水、小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まる
30~50 激しい雨 バケツをひっくり返したように降る 道路が川のようになる 高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象) 山崩れ・崖崩れが起きやすくなり危険地帯では避難の準備が必要
都市では下水管から雨水があふれる
50~80 非常に激しい雨 滝のように降る(ゴーゴーと降り続く) 水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる 車の運転は危険 都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合がある
マンホールから水が噴出する
土石流が起こりやすい
多くの災害が発生する
80~ 猛烈な雨 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる 雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要

(気象庁HPより 平成14年1月一部改正)
■十勝管内の大雨注意報・警報基準値

 大雨注意報・警報が発表されたら、降雨状況と降雨予測に注意してください。また、発表中の大雨警報を切り替えて(重要変更)、重大な土砂災害の発生に対する警戒の呼びかけのある場合には、厳重に警戒をお願いします。

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大雨注意報・・・ 大雨によって、災害が起こるおそれがある場合にその旨を注意して行う予報
大雨警報・・・・ 大雨によって、重大な災害の起こるおそれのある旨を警告して行う予報

重要変更・・・・

大雨警報を発表している状況下で特に警戒が必要となる場合に、注意警戒文の先頭及び内容行(注意報・警報の発表・変更状況)に「重要変更!」を明示して使用します。
当面は、重大な土砂災害の危険性が高いと判断された場合に限って用いられており、「過去数年間で最も土砂災害の危険性が高まっています」という説明文を加えて、土砂災害に対する一層の警戒を伝えます。

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