森林土木工事におけるBDF(バイオディーゼル燃料)の積極的使用について

取組の概要

 十勝総合振興局管内では、住民・企業・団体・行政等が一体となり「みんなで環境を考え」「みんなで環境保全などの取組を進める」"もっとエコなとかちづくり"を進めています。

 このため、産業振興部が発注する農業土木工事(調整課・整備課)や森林土木工事(林務課)、水産土木工事(水産課)において、工事現場内で使用する建設機械でのBDF(バイオディーゼル燃料)の使用に積極的に取り組んでいます。

 BDF(バイオディーゼル燃料)とはBio Diesel Fuelの略称で、菜種や大豆などの植物油や食用廃油等の油脂を化学処理して軽油に近い物性に変換させることで、軽油の代替として使用されるものです。

 BDF5%混合軽油(B5)は、軽油にBDFを5%混合したもののことです。

実施方法等

 工事受注後、創意工夫の一つとして受注者から申し出ていただくこととしています。具体的には、施工計画書提出の際、「その他」の項目にBDFの使用について記載するなど、あらかじめ取り組むことを明確にする必要があります。

 BDFを使用する機械は、工事現場内で使用する建設機械を対象としています。BDFの使用量は、従前は総量の6%以上としていましたが、平成28年1月1日以降に発注する工事からは使用量は任意とし、B5燃料(5%混合軽油)でも可となりました。

 BDFを使用した場合は、完成届提出の際、創意工夫として「CO2削減報告書」等により使用状況について報告していただくと、施行成績評定(地域への貢献度_その他)において加点の対象となります。

 BDFの使用に関する詳細は、各工事の監督員(主任監督員)又は林務課検査専門員までお問い合わせください。

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